IMAIさま、こんにちは。
たびたびの質問で申し訳ございません。
OM-1ではよくあることのようですが、私が手に入れた個体は露出計が故障しています。
体感露出で撮るからイイヤ。と思っていたのですが、それ以外が健全な状態なのでなんとか露出計も動かして見たくなりました。
電池ボックスの金具を止めているプラネジが折れていましたので、その部分を治しましたが露出計は動かず。
どこかの断線や接触不良を疑っています。
次に軍艦部のカバーを外してみようと思っているのですが、巻き上げレバーの化粧板が取れず、化粧板の上からゴム板等で廻せる固さでもないため、まだカバーは開けられていません。
その点は、まだしつこく攻めてみますが、カバーが開かないまでも気になった箇所があります。
それは感度ダイヤルです。
ウチのOM-1の感度ダイヤルは360度でも720度でもなん回転でも回転するのですが、OM-10とかを見ていると最低感度から最高感度の範囲までしか廻りません。
これは、OM-1のダイヤルが壊れていると言うことでしょうか？
このダイヤル。健全に露出計が動いている状態を見たことがないので、ぜひ教えてくださいませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ハイヤマンさん、こんばんは。
巻き上げレバーはカニ目レンチで外せますが、先に黒い化粧板の部分だけを剥がしてからカニ目レンチを使います。
そうしないと化粧板にキズが付いてしまいます。 この化粧板が剥がせないのですね？
化粧板は接着剤で張り付いているのでカニ目の部分にゼムクリップ等を使って剥がせます。
事前にカニ目の部分に溶剤を十分染み込ませておくと間単に剥がせます。
溶剤は家にあったパーツクリーナー（機械設備、部品及び自動車用ブレーキの洗浄剤）を使いました。
感度ダイヤルはASA25とASA1600にストッパーがありますが、強く回すと簡単に回転してしまいます。
添付画像で右側の露出計の出っ張りが感度ダイヤルの溝にはまっているだけなので強く回すと簡単に溝から外れてしまいます。
抵抗もなく回転してしまうのは露出計の出っ張りがへたっているかもしれませんね。
それでは。
>>1
IMAIさま、こんばんは。
ものすごく分かりやすい説明ありがとうございます。
感度ダイヤルは一応ストッパー付きだったのですね。
そのストッパーを意識して、回しすぎないように気を付けます。丁寧に、丁寧に。
そして、化粧板。
ゼムクリップとは！ たしかにピッタリです。
おかげさまで、ちゃんと外すことが出来ました！
化粧板と、その下の部品の隙間が狭すぎて、皆様はどうやって剥がしたのか不思議だったんです。もう少しで薄刃の刃物で強行突破するところでした(笑)
そして、無事にカバーを外して断線のチェックを行いましたが、どこも切れていない様子。
試しにカバー開けっぱなしで露出計のスイッチをONしてみると、指針が動きました。
またカバーを閉じて確認してみると動いたり、動かなかったり・・
やはり、どこかがカバーに押されて断線か短絡してしまっているようです。
もう少し調べてみます。
その前に、念願だったプリズムのモルト除去をやってしまいます。ウチに来た個体は運良く腐食無しだったので、早く処置したかったのです。
>>1
IMAIさま、こんばんは。
まだ、露出計の配線は調査中ですが、今はカバーを閉じても動いています。
露出計の下から電池室に向かう茶色のコードの被覆がちょっと溶けたように見えるのが気にはなっています。
こいつが、ボディの一部に短絡してしまってはいないかのチェックをしてみます。
そういえば、露出計の上の感度ダイヤルと引っ掛かるぶぶんは、少しだけ上向きにしてやりましたら、ちゃんとダイヤルと噛み合うようになりました。
これでもうグルグル廻りません！
>>3
ハイヤマンさん、こんばんは。
露出計故障の原因らしきものが判って良かったですね。
そして感度ダイヤルがグルグル廻ってしまうトラブルも解決！
順調に整備が進んでいて何よりです。
お気に入りのOM-1を末永くご愛用ください。
それでは。
>>4
IMAIさま、こんばんは。
やはり、茶色のコードの短絡が原因だったのか、ボディと接していた部分を意図的に離してやるだけで露出計は動くようになりました。
そのうち、念のため配線の新調をするつもりです。
そして今日もOM-1で撮って来ました。
この機種のシャッターは、なんかわからない心地よさがありますね。あと、露出計があるとちょっとだけ楽になり、ドンドン撮ってしまいます。
カラーではコストもバカにならないので来週は白黒に切り換えします。
ズイコーの白黒表現がどんなものか今から楽しみです。