ニコンFM


「ニコン FM」は1977(昭和52)年の5月に発売になった。 この時日本光学は一眼レフカメラの TTL 露出計の連動方式を AI 方式に改めるという、かつてない大変更を断行した。 「ニコン FM」はその目玉商品であった。

スペック的には平凡で、バルブ、1〜1/1000secの全速メカニカル制御式シャッター、それまでのニコンのイメージ”大きく重いが頑丈”からすると、随分小さな印象を受けたものです。 

後継機の New FM2が製造完了となってしまったのは残念です。


Aiニッコール レンズ 

43−86mm F3.5

ニコンのズームレンズとしてはかなり古い設計です。63年1月発売ですから35年以上前になります。 コントラストは高いですが、周辺に収差が目立ちます。

作例

   

28mm F2.8

99年11月、銀座の清水商会で新同を¥23、000で購入しました。 コントラストも高くクリアな写りを見せてくれます。

作例

35−105mm F3.5−4.5

新宿のアルプス堂で新同を¥20、000で購入しました。 少々暗いですが、周辺の収差・減光も目立たず、なかなかの写りを見せてくれます。

作例

   

135mm F3.5

小型軽量で開放F値は暗いですが、コントラストも高くボケもきれいです。 1万円以下で入手できますので中古で買うにはCP抜群と言っていいと思います。

作例


OM以外のカメラに戻る