ペンタックスＭＸ

ペンタックスＭＸ

１９７６年１１月に発売されたＭＸはオリンパスＯＭ－１により先行された小型軽量を取り戻すべく開発されたカメラです。
実際にサイズを比較してみるとＯＭ－１より小型に仕上がっているのは立派です。
シャッターはＯＭ－１と同様の布幕横走りフォーカルプレーンシャッターでシャッターフィーリングはグッドです。　露出計はファインダー内の５個のＬＥＤ点灯により露出を合わせます。　ＯＭ－１のアナログ追針式の方が使い勝手が良いと感じていますが、ＬＥＤは経年変化が少なく安定している点で優れていると思います。　露出計はＭＥと同様にＧＰＤが採用されていますが、後期型は応答速度の向上したＳＰＤに変更されています。
製造番号が"９"で始まるボディが前期型 "４"で始まるボディが後期型です。
スタイリング・機能はＯＭ－１が優れていると思いますが、ファインダー内で絞り値を確認できるところはＭＸに軍配が上がリます。